ソフト闇金の金利は業者の裁量で決定する

貸金業登録をしている貸金業者は、必ず20.0%以下の金利で貸し出しています。
21.0%といった金利設定の消費者金融はないわけですが、ソフト闇金に関しては業者の裁量で左右します。
金利30%にしようとトイチにしようと業者側の自由というわけです。
ソフト闇金は闇金と比べて対応が優しいイメージがあるかもしれませんが、金利に関してはソフト闇金だから低いというわけではありません。
両者の最大の違いは取り立てが厳しいかどうかです。

■金利は明確に把握してから借りよう

ソフト闇金を利用するうえで一番気になるのは、金利はどのくらいかということでしょう。
ソフト闇金には公式ホームページを開設しているところがあり、ここで金利を明記している場合は安心できます。
金利の記載がない場合に関しては、怪しい会社だと考えて良いでしょう。
融資希望者にとって金利は何よりも大切な貸付条件だからです。
金利が3倍になれば利息も3倍になるので、返済するのがより大変になってしまいます。
金利というのは後から下げてもらうのは難しく、借入時の金利が完済まで継続することが多いです。
事前に金利を把握できないソフト闇金は利用を控えたほうが良いでしょう。

■金利形態を見るときは要注意

金利は1%~といった表記を見れば、健全な会社だと思うかもしれません。
しかし現実的に考えてみると、メガバンクや信用金庫といえども金利1%で貸してくれることはないのです。
住宅ローンなどは超低金利が設定されていますが、これは住宅という担保があるゆえです。
ソフト闇金からの融資は原則として多目的に使用できるので、この点はキャッシングと変わりありません。
多目的に使えるローンは金利が高めに設定されている現実があります。
金利で7%くらいになると超低金利だと考えてください。
また金利1%~という表記で注意したいのは、最低金利しか記載していないことです。
上限の記載はありませんから、100%や200%などの利率になる可能性があります。
金利が不明瞭な会社は利用しないのが鉄則ですが、どうしても借りたいという場合は上限金利を確認しておきましょう。
上限金利とはそれを超えることが絶対にないという金利です。
たとえば上限金利が100%のローンならば、110%になることは絶対にありません。
融資全般にいえることですが、契約時の適用金利が後から上がるというケースはほとんどないのです。

■トイチより高金利の業者もある

トイチとは10日で1割の利息が付くことであり、100万円を10日後に完済するならば110万円の支払いが必要になります。
10日で1割ということは30日で3割になり、これを利率に換算すると月利30%程度になるわけです。
消費者金融でも年利20%が上限ですから、トイチだとその18倍程度の利息を請求されます。
さらに高金利の業者だとトニやトサンなどもあり、それぞれ10日で2割・3割の利息が付きます。

■利息とは別に手数料が発生する場合も

手数料とはソフト闇金から借入する際に発生するお金です。
消費者金融や銀行は利息自体が手数料になっていますが、ソフト闇金は利息に加えて手数料が発生するケースがあります。
1回の取引において3,000円や5,000円などの手数料が発生するのです。

■何度か利用していると金利を下げてくれる会社も

ソフト闇金の返済サイクルは短期間に設定されているのが普通です。
7日間や10日間などに設定されていることが多く、たとえば7日で20%などの利率になっています。
この場合ですと10万円を7日間借りた場合、12万円の返済が必要になってきます。
そのほかに5,000円の手数料が発生するとすれば、合計で125,000円を支払いが必要になるのです。
ソフト闇金の中には利用回数に応じて金利を下げてくれるところがあります。
初回融資時と比べて金利を半分程度に下げてくれることもありますが、それでも高金利であることに違いはありません。
ローンの金利をチェックするときは、必ず年率を参考にしてください。
10%という金利は相当に低金利に思えるでしょうが、7日や10日などの短期返済サイクルの場合は超高金利となります。
7日で10%の利息が付くならば、ひと月で40%以上の利息が加算されるのです。
単純計算で10万円を借りた場合、14万円の返済が必要になります。

■ソフト闇金の金利が曖昧なわけ

貸金業登録をしている金融機関は、利息制限法に基づいた金利で貸し出しています。
利息制限法では20.0%を超える金利は認めていません。
街金は消費者金融より金利が高いと言われていますが、それでも20.0%以下に抑えているのです。
ソフト闇金の場合は利息制限法を大きく超える金利設定にしていますので、間違いなく消費者金融より高金利になります。
ソフト闇金から借りるときは、金利を必ず年率に直してから計算してみてください。
数百%の年率になる業者は少なくないはずです。